instagramグラフAPIの使い方①プロフィール情報を取得する

API

どうもイトサル(@itosaru)です。

この記事ではinstagramグラフAPI(以下:グラフAPI)を使ってプロフィール情報を取得する方法についてお伝えします。


グラフAPIはHTTPリクエストを使って実行する

まずグラフAPIの概要について少し説明しておきますね。

グラフAPIはHTTPリクエストを使って実行します。

HTTPリクエストってなんだ?という疑問に対して簡単にいうと、ブラウザでURLを入力してデータをもらう方法です。

そのデータは項目名とその値でセットの状態で返ってきます。

イトサル
イトサル

ちなみにこのデータフォーマットを「JSON」といいます。

グラフAPIのリクエストはすべて「https://graph.facebook.com/」という共通URLを使い、このURLに欲しい情報の項目などを付与してリクエストを実行します。

またグラフAPIを実行するためには事前にMetaの開発者登録などが必要です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【2022年最新】instagramグラフAPIの申請方法について図解!
instagramのグラフAPIを使うためには複雑な手順をいくつも踏む必要があります。この記事ではそれぞれの手順について画像を使いながら丁寧に説明!グラフAPIを使うためのアクセストークン3の発行までを説明します。

プロフィール情報の取得はビジネスディスカバリーを使う

プロフィール情報の取得にはビジネスディスカバリー(business_discovery)という項目(フィールド)を使います。

リクエストの型は下記のとおりです。

https://graph.facebook.com/{api-version}/{ig-user-id}
?fields={fields}
&access_token={access-token}

太字にした情報は下記のものに置き換えましょう。

  • api-version:グラフAPIのバージョン。現時点の最新バージョンは「v15.0」
  • ig-user-id:事前準備で取得した自分のビジネスアカウントID
  • fields:business_discoveryに置き換え、欲しい情報のユーザー名と項目
  • access–token:事前準備で取得したアクセストークン3

例としてスターバックス公式アカウントの情報を取得するリクエストURLは下記のような形になります。

https://graph.facebook.com/v15.0/ビジネスアカウントID
?fields=business_discovery.username(starbucks_j)←取得するユーザー名
{name,username,biography,follows_count,followers_count,media_count}←取得する項目
&access_token=アクセストークン3

それでは実際にリクエストを投げてみましょう。

ブラウザ画面のURLで実行した結果がこちらです。

きちんとスターバックス公式のアカウントからfieldsで指定した項目のデータが返ってきていますね!

instagramの画面の情報とも一致していそうです。

ちなみにこのビジネスディスカバリーの注意点としては、取得したいinstagramユーザーのアカウントがビジネスアカウントかクリエイターアカウントである必要があります。

一般のアカウントの情報は取得できないのでご注意ください。

まとめ

この記事ではグラフAPIを使ってプロフィール情報を取得する方法についてお伝えしました。

今回の内容の振り返りです。

  • グラフAPIはHTTPリクエストで実行する
  • データは項目名と値がセットの「JSON」フォーマットで返ってくる
  • プロフィール情報はビジネスディスカバリーを使ってユーザー名、項目名を指定する
  • プロフィール情報はビジネスアカウント、もしくはクリエイターアカウントのみ取得できる

また取得できる情報(フィールド)についてはグラフAPIの公式ページに記載があります。

どんな情報が取得できるかはこちらのページを見てみましょう。

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