【2022年最新】instagramグラフAPIの申請方法について図解!

API

どうもイトサル(@itosaru)です。

instagramのグラフAPIを使いたいです。

どのように申請すればいいでしょうか?

instagramグラフAPIを使うためには下記の作業が必要です。

  • instagramアカウントをプロアカウントに切り替える
  • Meta for Developerの開発者登録をする
  • instagramとFacebookのアカウントを紐づける
  • グラフAPI用のアプリを作成する
  • アクセストークン1を発行する
  • アクセストークン2を作成する
  • ビジネスIDを発行する
  • アクセストークン3を発行する

この記事ではアクセストークン3の発行をゴールに手順を説明していきます。


instagramアカウントをプロアカウントに切り替える

instagramのグラフAPIを使うためには、アカウントがプロアカウントである必要があります。

プロアカウントは商業利用するビジネスアカウントとインフルエンサーとして活動するためのクリエイターアカウントの2種類があり、いずれも無料で切り替えることができます。

プロアカウントへの切替方法

それではプロアカウントに切り替える方法です。

この手順ではビジネスアカウントとして切り替える方法でお伝えします。

1.instagramのプロフィール編集画面を開きます。

Login • Instagram
Welcome back to Instagram. Sign in to check out what your friends, family & interests have been capturing & sharing around the world.

2.左メニューにある「プロアカウントに切り替える」をクリックします。

3.「ビジネス」を選択して[次へ]をクリックします。

4.カテゴリを選択して[完了]をクリックします。ここでは「個人ブログ」を選びました。

5.連絡先情報を入力する画面が表示されます。必須情報ではないので[連絡先情報を使用しない]をクリックします。

6.「instagramビジネスアカウントが利用できるようになりました」の表示がされればプロアカウントへの切り替えは完了です。

Meta for Developerの開発者登録をする

instagramのAPIを利用するために、Meta for Developerの開発者登録をする必要があります。

開発者登録の詳細な手順についてはこちらの記事をご覧ください。

【2022年最新】Facebook(Meta)開発者の登録方法を図解!
Facebookに関するアプリの開発やinstagramのAPIを利用するためにFacebook(Meta)の開発者登録をする必要があります。この記事ではその開発者登録の手順について画像を踏まえて説明します。

instagramとFacebookのアカウントを紐づける

プロアカウントへの切り替えができたら、instagramとFacebookのアカウントを紐づけます。

この作業はグラフAPIのアクセストークンを発行するために必須な作業です。

手順に関する詳細は別記事に書きましたのでこちらをご覧ください。

【2022年最新】Facebookとinstagramをリンクする2つの方法
instagramグラフAPIを使うために、Facebookページにinstagramのアカウントを紐づける必要があります。やり方としては2つあって、1つはinstagramアプリを使う方法、もう1つはWEB版Facebookを使う方法です。

グラフAPI用のアプリを作成する

開発者登録が終わったらグラフAPIを使うためのアプリを作成しましょう。

イトサル
イトサル

アプリといってもAPIの情報を管理するためのものなので難しくありません

1.Meta for Developersのアプリ一覧画面からアプリを作成]をクリックします。

2.アプリタイプを選択する画面が表示されます。「ビジネス」を選択して[次へ]をクリックします。

3.画面上に表示する表示名(アプリ名)を入力し、[アプリを作成]をクリックします。

4.Facebookのアカウントのパスワードを入力し、[送信]をクリックします。

イトサル
イトサル

この後のアクセストークン1の発行はこの画面を経由して行うので、

画面は残しておきましょう。

アクセストークン1を発行する

アクセストークン1は有効期限付きのアクセストークンです。まずはこれを発行しましょう。

アクセストークン1は画面から発行することができます。

1.ヘッダーメニューの[ツール]から「グラフAPIエクスプローラ]をクリックします。

2.画面がグラフAPIエクスプローラに切り替わります。

初期値のアクセス許可ではグラフAPIを使うことができないので、「許可を追加」から下記のアクセス許可を追加しましょう。

  • ads_management
  • business_management
  • instagram_basic
  • pages_read_engagement
  • instagram_manage_comments
  • instagram_manage_insights
  • instagram_content_publish
  • instagram_manage_massages

3.それぞれのアクセス許可を追加したら[Generate Access Token]をクリックします。

4.小画面でFacebookの認証画面が表示されます。[(名前)としてログイン]をクリックします。

5.グラフAPIを使うinstagramのビジネスアカウントが表示されます。対象アカウントを選択して[次へ]をクリックします。

6.アクセスできるページを設定します。変更する必要はないので[次へ]をクリックします。

7.アクセス許可の確認画面が表示されます。[完了]をクリックします。

8.するとリンクされましたのメッセージが表示されます。[OK]をクリックしましょう。

これで画面右上に表示されている「アクセストークン」、アクセストークン1を発行できました。

続いてアクセストークン2を発行します。

アクセストークン2を発行する

アクセストークン2はURLを入力して発行します。

必要なものは3つです。

  • アプリID
  • app secret
  • アクセストークン1

アプリID、app secetはアプリの設定画面から確認することができます。

アプリの左メニューの[設定] > [ベーシック]のページからそれぞれ確認し、値を控えておましょう。

控えたら下記URLの太字にしているところを書き換えてブラウザのURL入力画面にペーストして開きましょう。

https://graph.facebook.com/v15.0/oauth/access_token?grant_type=fb_exchange_token&client_id=[アプリID]&client_secret=[app secret]&fb_exchange_token=[アクセストークン1]

すると下図のような画面が表示されます。そこに書かれているaccess_tokenがアクセストークン2です。

この値を控えればアクセストークン2の発行は完了です。

ビジネスアカウントIDを払い出す

この流れでアクセストークン3の発行、と行きたいのですがアクセストークン3を発行するためにはビジネスアカウントIDを払い出す必要があります。

最初にアクセストークン1を発行したグラフAPIエクスプローラ画面に戻りましょう。

次に画面左上のテキストエリアに下記の文字を入力します。

me?fields=instagram_business_account

入力が終わったらアクセストークンのテキストボックスをアクセス―トークン2に書き換えます。

入力し終えたら画面右上にある[送信]をクリックしましょう。

すると画面中央に「instagram_buisiness_account」という文字列とともにidが2つ表示されます。

上のidがアクセストークン3を発行するために必要なビジネスアカウントIDです。

このビジネスアカウントを控えたうえでアクセストークン3の発行へ進みましょう。

アクセストークン3を発行する

ようやく最後のアクセストークン3の発行です。

下記URLのアカウントID、アクセストークン2の箇所をそれぞれ書き換えてブラウザのURL欄へ貼り付け開いてみましょう。

https://graph.facebook.com/v15.0/[ビジネスアカウントID]/accounts?access_token=[アクセストークン2]

するとこのような画面が表示されます。

ここに表示された「access_token」がアクセストークン3です。

この値を控えればアクセストークン3の発行は完了です。

アクセストークン3の動作確認

アクセストークン3を発行したら正しく発行できたかの動作確認をしておきましょう。

1.Meta for Developersの[ツール]メニューから[アクセストークンデバッガー]をクリックします。

2.画面が開いたらアクセストークン3を入力して[デバッグ]をクリックします。

表示された結果の有効期限が「受け取らない」になっている、かつスコープがアクセス許可で設定したものが表示されていれば正しくアクセストークン3が発行できています。

終わりに

作業お疲れ様でした!

長い手順で大変かもしれませんが、いずれもグラフAPIを使うために必要なものなので頑張りましょう!


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